今回は、水仙の「はかま(白根)」についてです。「生花」としていけるときには「はかま」を1回脱がせて、葉を組みなおし、またはかせることが必要です。まず、
この白い部分を揉んで柔らかくします。揉み加減が大切です。強すぎると破れるし、弱すぎると茎が抜けません。
ある程度柔らかくなったら、花がある時は花から。葉っぱだけの時は「内側」の葉から抜きます。
スポットと抜けました!!
その後、葉組を理想のかたちにしてから、またはかせます。その時に白根に高い方が前にくるように注意します。
こんな感じで1株完成です。この葉組は「ちどり」という組み方です。他には「だんだん」というのもあります。それは別の機会にしたいと思います。あと、自由花や立花の場合はワイヤーの使用ができますが、生花ではできないので、予めきちんとした(花の向き、葉のねじれがきれい)株を選べるようになることが必要です!